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​活 動 の 軌 跡

​1994年

3月

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1994年3月20~21日。

奈良県のナチュラリスト達が同県東吉野村で、二ホンオオカミを主題として

フォーラムを開いた。
大きく扱われた訳では無かったが、全国紙の社会面に『二ホンオオカミの剥製新発見?』として掲載されたのがこの動物である。
参加者それぞれのイメージの中の二ホンオオカミがどんな動物だったのか!
ある者は感嘆の意を表し、ある者は落胆の表情を隠さなかった。

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何かが行われる時、そこには様々な思惑を持った人が集まる。
関東圏からも十指に余る人達が、大きなエネルギーを払って集まった。
博物館の研究者、学者の卵、そして単なるマニア。
その夜の食事を兼ねた交流会で、単なるマニアで同じ志を持つ者が、近未来での再会を約束した。

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