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​活 動 の 軌 跡

​1997年

3月

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初期の捜索は、偶然の出会いを期待して、生存情報を得た山域の山歩きだった。
それから上記写真の、音声起動SW付き録音機での収録に変わり、現在の形、

定点VTRカメラの設置となった。

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清川村煤ヶ谷 山口家 二ホンオオカミ頭骨

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清川村煤ヶ谷 加藤家蔵  二ホンオオカミ上顎吻端部

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清川村煤ヶ谷 山田家蔵
手根部から切断された二ホンオオカミの左前肢肢端部。
魔除け、呪いの品として同家に古くから伝わる標本。

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清川村煤ヶ谷 井上家蔵
二ホンオオカミ頭骨。
家が隣り通しである事、その他様々な情報により、

山田家の左前肢標本と同体の標本と考えられる。

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清川村煤ヶ谷 岩澤家蔵
二ホンオオカミ頭骨。
保存状態が非常に良い標本であるが、下額骨が残っていないのが惜しまれる。

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神奈川県山北町瀬戸家所蔵 二ホンオオカミ頭骨。
祖先が天文二年静岡県裾野市十里木峠で切り捨てた、数頭の中の一頭と伝えられる。 
神棚にむき出しのまま安置していた為煤が附着していて細部を詳しく調査できない状態である。

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神奈川県奏野市栗原家蔵 二ホンオオカミ頭骨。
明治26年夏奏野市吹上集落にて捕獲されたと伝わる。
近所の人達の守り神として大切に扱われている様子が、箱の中書き等から察することが出来る標本である。

5月

1997年5月のフォーラムポスターです。

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昨年10月に撮影された所謂 秩父野犬と、市民団体“秩父の環境を考える会”の活動のマッチングで開かれたフォーラムだった。
秩父市公民館の会場は溢れんばかりの参加者で、ニホンオオカミの関心の深さが窺い知れた。

10月

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秩父野犬に対する興味の中、多くの講演依頼が入ってきた年だった 。
一つずつこなして行くと、必ず新しい生存情報にも出会えて、その積み重ねが今日を創ったとも言い得る。

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