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​活 動 の 軌 跡

​2002年

4月

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二ホンオオカミ展の初日。
入館者に標本の説明をしている私を、山口館長が呼び寄せた。
毛皮所有者が鑑定の依頼で来館したから、見てもらいたいとの事だった。
1997年まで5例の標本しか存在していなかった事が嘘の様に、次々に新しい標本が見出されて来る現実。
「運が運を呼ぶ」の諺どおり、国内外8例目の発見の瞬間だった。

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今泉吉典博士の鑑定により、二ホンオオカミの毛皮と認知された。
国内外7例目の標本である。

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毛皮の後方に山口民弥館長が見える。
館長の熱意が無かったら、違う博物館に毛皮は行ったかも知れない。

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二ホンオオカミは耳の形状が大きなポイントとなる。
1996年3月欄の内田家が、毛皮を裏打ちした後博物館に寄贈した次第だが 、どれだけ変わってしまったか、改めて見比べて戴きたい。

10月

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見た、聞いた、撮った、捕った、飼った、喰った、の体験者達。
発表者も新潟、和歌山、広島、福岡と広範囲にわたり、
私の体験を発表する時間が無い程盛り上がって、
充分完全燃焼出来たフォーラムだった。
博物館事務長の千島幸明さんが、後方支援に徹してくれたからこその大成功だった。

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