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No.3 東京大学農学部所蔵 剥製標本
Canis hodophilaxの研究史を紐解いた時
毛皮及び剥製標本が国内外5例で在った時代が長く続いていた事に気付く人も多いと考えられる。
国内に於いて国立科学博物館、東京大学農学部、そして和歌山大学の3例、国外に於いては英国
のロンドン、蘭国のライデン、各自然史博物館である。
PHOTO No.2に於いて国立科学博物館の標本を紹介したので、ここでは東京大学農学部所蔵の
剥製標本を掲載する。
本標本は1881年に東京大学が岩手県の業者から購入した雌としか詳細は分かっておられない。
剥製頭部に上下顎の頭骨が残されており同大学獣医学科の吉田智洋氏が平成9年卒業論文作成の
為レントゲン撮影をされCanis hodophilaxの頭骨で有る事が確認されている。
又 上記国内3例のリニュアル前の写真は、西原悦男氏からの提供である事を記すと共にここに
改めて感謝のの意を表すものである。
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