ニホンオオカミ真実へのQ&A
「第1図」 春日大社で捕獲されたニホンオオカミ
この獣は文久元年(1861)4月25日子の刻(23~25時)、狼による神鹿への害を防がんと待ち受けていた漁師の前に現れた、2頭の中の1頭で雄狼である。
頭胴長893mm体高560mm尾の長さ410mm耳介109mmと記されているこの狼を、翌26日、当時信仰の最高の府であった大乗院を経て京都へ持って行き関白にも見せたと言う。
(平岩米吉著、狼-その生態と歴史-)より
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