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​Canis hodophilax タイプ標本

 ある生物の種や亜種の命名の根拠となる標本を『タイプ標本』と呼ぶ。その

標本には採集者、採集地、学名、和名(日本の場合)採集年月日、標本番号などを

記す事になっている。此れが分類学のルールである。

 私たちが通常ニホンオオカミと呼ぶ動物のタイプ標本はオランダの国立ライデ

ン自然史博物館にある。これらの標本をもたらしたのは、江戸時代末期、西洋医

の普及に努めたドイツ人医師シーボルトで、命名者はライデン自然史博物館初

代館長-Temminck-である。(詳細は別項サイエンスの小原論文を参照)

”謝辞”…このページに掲載したタイプ標本の写真全ては、番組制作会社

-テレビマンユニオン-大塚修一氏の厚意によるものである。

 以前同社制作の-TBS-『世界ふしぎ発見!』に出演した際、次のロケ地

がライデンである事を知り、無理にお願いし入手したものであり、ここに

​深く感謝の意を表す次第である。

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